薬に頼る

2005年5月26日
なぜ僕は薬を飲むことを躊躇うのだろう。もっと積極的に飲んでもいいと思う。副作用なんてほとんどないのだから。

でも、あの人は「薬なんて飲まないほうがいいよ」と言っていた。薬に依存することで自分でなんとかしようという気持ちが薄れていくからだろうか。いや、自分でなんとかしようとする気持ちは逆に悪い方向に向かう気がする。なにより疑心暗鬼に陥ることが怖い。より些細なな出来事によって激しい思い込み状態になることが最近多い気がする。

でも、そもそも自分が人を信頼したことなど今まであっただろうか。それができないということなら、普段から人を信じる気持ちが芽生えたら、自分の手でひとつひとつ潰していく必要がある。中途半端な関係なら、できるだけクールにこなし、たまにジョークのひとつでも言っておけばいい。完璧な人間なら付き合ってもいいが、そんな人間この世にいないし。もし、知ったのなら、信仰よって心の拠り所にしたいとも思う。でも完璧な人間はどこに存在するのだろう。歴史に生きる幻想の中だろうか。文学・映画・音楽に、よりコミットすることでそのヒントが見つかるかも知れない。

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